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狭衣物語が拓く言語文化の世界
書名
狭衣物語が拓く言語文化の世界
著者/編者
狭衣物語研究会編
判型
A5判
頁数
380頁
コード
ISBN978-4-87737-267-5
価格
6800円+税
紹介
巻頭に三谷邦明の『狭衣物語』の最後の論文を掲げ、
物語の時空間と言語そして文化 
歌ことばと物語のことばの地平から
平安後期言語文化圏の広がりに向けて 
の三章に、気鋭の若き研究者15名が、新たな「物語」の地平を拓く


序論にかえて
三谷邦明  狭衣物語の位相・「時世に従ふにや……」
         ―狭衣物語の語り手あるいは影響の不安とイロニーの方法― 

T 物語の時空間と言語そして文化
井上眞弓  『狭衣物語』の転地 ―飛鳥井女君/今姫君/狭衣― 
桜井宏徳  『狭衣物語』における〈ことば〉としての地名―「唐泊」を中心として―正道寺康子  『狭衣物語』の七絃琴
スエナガ エウニセ  狭衣の父―世俗的な堀川大殿が新たな論理を獲得するとき― 

U 歌ことばと物語のことばの地平から
乾澄子  『狭衣物語』の表現―歌枕をめぐって― 
井上新子  『狭衣物語』における歌ことばの形成と中世和歌への影響
         ―女二の宮の屹立する孤独とことば― 
佐藤達子  狭衣物語が拓く歌のことば
        ―「苔のさむしろ」「かたしき」「巌の枕」における連鎖と連想から―鈴木泰恵  『狭衣物語』とことば―ことばの決定不能性をめぐって―
野村倫子  『狭衣物語』巻一の歌ことば受容をめぐる諸相
        ―「あやめ」を詠んだ和歌六首を基点に― 
萩野敦子  『狭衣物語』の物語世界と和歌の方法
        ―作中和歌の伝達様式・表出様式に着目して― 
宮谷聡美  『狭衣物語』の歌の意義
        ―『伊勢物語』六十五段「在原なりける男」とのかかわりから― 

V 平安後期言語文化圏の広がりに向けて
木村朗子  土地の名の物語史―『狭衣物語』を契機として―  
下鳥朝代  虫めづる姫君の生活と意見―『堤中納言物語』「虫めづる姫君」をよむ―
助川幸逸郎  ヒステリー者としてのヒロイン ―『夜の寝覚』の中君をめぐって― 
宮下雅恵  『夜の寝覚』の男主人公をめぐって―物語史論のために― 

 
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