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紹介
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巻頭に三谷邦明の『狭衣物語』の最後の論文を掲げ、
物語の時空間と言語そして文化
歌ことばと物語のことばの地平から
平安後期言語文化圏の広がりに向けて
の三章に、気鋭の若き研究者15名が、新たな「物語」の地平を拓く
序論にかえて
三谷邦明 狭衣物語の位相・「時世に従ふにや……」
―狭衣物語の語り手あるいは影響の不安とイロニーの方法―
T 物語の時空間と言語そして文化
井上眞弓 『狭衣物語』の転地 ―飛鳥井女君/今姫君/狭衣―
桜井宏徳 『狭衣物語』における〈ことば〉としての地名―「唐泊」を中心として―正道寺康子
『狭衣物語』の七絃琴
スエナガ エウニセ 狭衣の父―世俗的な堀川大殿が新たな論理を獲得するとき―
U 歌ことばと物語のことばの地平から
乾澄子 『狭衣物語』の表現―歌枕をめぐって―
井上新子 『狭衣物語』における歌ことばの形成と中世和歌への影響
―女二の宮の屹立する孤独とことば―
佐藤達子 狭衣物語が拓く歌のことば
―「苔のさむしろ」「かたしき」「巌の枕」における連鎖と連想から―鈴木泰恵
『狭衣物語』とことば―ことばの決定不能性をめぐって―
野村倫子 『狭衣物語』巻一の歌ことば受容をめぐる諸相
―「あやめ」を詠んだ和歌六首を基点に―
萩野敦子 『狭衣物語』の物語世界と和歌の方法
―作中和歌の伝達様式・表出様式に着目して―
宮谷聡美 『狭衣物語』の歌の意義
―『伊勢物語』六十五段「在原なりける男」とのかかわりから―
V 平安後期言語文化圏の広がりに向けて
木村朗子 土地の名の物語史―『狭衣物語』を契機として―
下鳥朝代 虫めづる姫君の生活と意見―『堤中納言物語』「虫めづる姫君」をよむ―
助川幸逸郎 ヒステリー者としてのヒロイン ―『夜の寝覚』の中君をめぐって―
宮下雅恵 『夜の寝覚』の男主人公をめぐって―物語史論のために―
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