源氏物語は<もののまぎれ>=密通の文学である。
この一貫する主題を物語内容ばかりでなく
物語形式として探求する。
成立一〇〇〇年を迎える
源氏物語の従来の批評と研究を脱構築する。
第一部 藤壺事件ー情念という中心
第一章 光源氏における無意識の始点
第二章 光源氏という<情念>
第二部 女三宮事件ー狂気の言説
第一章 若菜上巻冒頭場面の父と子
第二章 若菜上巻冒頭場面の光源氏の欲望
第三章 若菜上巻冒頭場面の紫上の沈黙を開く
第四章 暴挙の行方・<もののまぎれ>論(一)
第五章 暴挙の行方・<もののまぎれ>論(二)
第六章 暴挙の行方・<もののまぎれ>論(三)
第三部 浮舟物語ー閉塞された死
第一章 閉塞された死という終焉とその彼方(一)
第二章 閉塞された死という終焉とその彼方(二)
第三章 閉塞された死という終焉とその彼方(三)
附戴論文 源氏物語と二声性
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