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書名  近代の夢と知性 文学・思想の昭和10年前後
編者  文学・思想懇話会 島内景二
判型  A5判
頁数  366頁
価格  5800円〈在庫僅少〉
コード  ISBN4-87737-113-3
紹介 帝国主等と民族主義、故郷喪失と日本回帰、□マン主義と偶然性、全体性と断片化といった様々な知と感性が複雑に交錯しあう昭和10年前後。近代日本が重大な転換点をむかえるこの時期に噴出する齟齬や逆説や亀裂に、〈文学〉と〈思想〉の領域ある者たちが、いかに目覚め、またいかなる地平を夢見たか。こうした難問を、繊細かつラディカルに解き明かすこの論集は、現代がかかえ込むアクチユアルな課題をも、的確に照らし出している。2000・10
目次 文学的国際主義とディアスポラの運命 佐野正人/中井正一と和辻哲郎と「主体」 畑中健二/昭和十年代における「演漫主義的言明」の諾相 柳瀬善治/萩原朔太郎に於ける〈家郷〉 佐藤伸宏/The Fragmental Literature 中村三春/太宰治「人魚の海」の方法 跡上史郎/芸と故郷 森岡卓司/中河與一の偶然論と「愛恋無限」 山崎義光/一九三〇年代の恋愛 加藤達彦/開戦前夜の南洋幻想 土屋忍/林房雄研究の一九三〇年代 神谷忠孝/杢太郎と太田教授のあいだ 畠中美菜子/九鬼周造「「流行」の存在論的形態」に関する一考察 池上隆史/保田與重郎とカント 野坂昭雄/昭和期における大川周明のアジア観 昆野伸幸/日本帝国主義の戦争への抵抗 顧偉良◇付・日本の侵略戦争と作家郁達夫〈顧偉良訳〉/ナショナリティによる近代の超克 ケヴィン・M・ドーク〈伊藤正範訳〉/転向と近代日本文学史という物語の成立 マイケル・ポーダッシユ
 
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